
こんにちは。金昭英と申します。
日本に留学していた時に、日本と韓国のいろいろな違いに関心を持つようになりました。そんな私にとって、「風土47」は、日本各地の生活や食文化などをうかがい知ることができるメディアとして、毎号とても楽しみにしていましたので、今回からこのコラムを書く機会に恵まれたことは大きな喜びです。
さて、昨今の韓流ブームなどもあって、日本でも韓国の生活や文化がよく知られるようになりましたが、ごくありふれた日常生活については、まだあまり知られていないように思います。
そこで、これから毎月、日本ではあまり知られていませんが、韓国では誰もが知っている、身近でおいしい食べ物を紹介していきたいと思いますのでご期待ください。
第1回「屋台トースト」

◇屋台に集まる人々(撮影した時間がやや遅かったので人数が少ないですが…)
韓国では、朝早くから駅周辺にある屋台の前に三々五々人々が集まっている風景がよく見られます。まるで朝から立ち飲みをしているようにも見えますが、韓国ではおなじみの「屋台トースト」を食べているところなのです。
「屋台トースト」とは?

◇最も一般的な「屋台トースト」
「屋台トースト」とは、生卵に千切りにしたキャベツやにんじん、たまねぎをたっぷりと入れてよくかき混ぜた後、屋台に設置されている鉄板にバターをのせて厚めに焼き、これを両面を焼いた食パンの間に挟んで、ケチャップとマスタードをかけたものです。
野菜や卵が入っていて栄養バランスが良いし、なによりも家庭料理の雰囲気があるので、朝食としてはハンバーガーやサンドイッチよりも人気があります。
お店によっては、ケチャップと砂糖をかけてくれたり、チーズやハムを追加で入れてくれる所もあります(私は砂糖をかけたのが好きです…)。野菜から出る水分のおかげでジューシーで食べやすく、とてもおいしいのです。
家庭でも簡単に作ることができますが、屋台のそばを通る時にバターの香りの誘惑を無視するのはとても勇気がいることです。
野菜や卵が入っていて栄養バランスが良いし、なによりも家庭料理の雰囲気があるので、朝食としてはハンバーガーやサンドイッチよりも人気があります。
お店によっては、ケチャップと砂糖をかけてくれたり、チーズやハムを追加で入れてくれる所もあります(私は砂糖をかけたのが好きです…)。野菜から出る水分のおかげでジューシーで食べやすく、とてもおいしいのです。
家庭でも簡単に作ることができますが、屋台のそばを通る時にバターの香りの誘惑を無視するのはとても勇気がいることです。

◇屋台のようす
「屋台トースト」は、注文が入ってから作りますので、できたてでおいしいです。
できあがると、アルミホイルに包んで渡してくれるので手が汚れることはあまりなく、そのまま「お持ち帰り」で会社で食べる人もいます。
屋台にはいろいろな飲み物が揃えてありますが、牛乳と一緒に食べるのが一般的で、普通の牛乳とバナナ牛乳の二種類を置いてあるところが多いようです。
ちなみにお値段ですが、スタンダード(笑)な屋台トーストは、どの屋台でも1,500ウォン(約120円)で、ハムやチーズなどを追加すると、1,700〜2,000ウォンというあたりが相場です。
できあがると、アルミホイルに包んで渡してくれるので手が汚れることはあまりなく、そのまま「お持ち帰り」で会社で食べる人もいます。
屋台にはいろいろな飲み物が揃えてありますが、牛乳と一緒に食べるのが一般的で、普通の牛乳とバナナ牛乳の二種類を置いてあるところが多いようです。
ちなみにお値段ですが、スタンダード(笑)な屋台トーストは、どの屋台でも1,500ウォン(約120円)で、ハムやチーズなどを追加すると、1,700〜2,000ウォンというあたりが相場です。

◇私が行きつけの店の屋台トースト
これは私の行きつけのお店の屋台トーストで普通のお店とは少し違います。
生キャベツをたっぷりはさんで、その上にマヨネーズとケチャップをかけるのですが、サクサクとしていておいしいです。
最近は、トースト専門のチェーン店が現れ、メニューの種類も増えましたが、まだまだ屋台が人気です。
では、来月をお楽しみに!!
生キャベツをたっぷりはさんで、その上にマヨネーズとケチャップをかけるのですが、サクサクとしていておいしいです。
最近は、トースト専門のチェーン店が現れ、メニューの種類も増えましたが、まだまだ屋台が人気です。
では、来月をお楽しみに!!
- 金昭英(キム・ソヨン)1979年江原道江陵市生まれ
東京の語学スクールで日本語を学び、現在は水原市で日本語通訳として働いている。