


秋風の流れが見えるように揺れるコスモス(北海道の名もない野辺にて)
さていよいよ9月ですが、例年なら朝夕、空気がいくぶん涼しさを帯び、空には筋状の雲が浮かび、コスモスが揺れ、ススキの穂が白く、赤トンボの姿が見えて、秋のしのび寄りにホッとする頃ですが、今年は大いに遅れそうです。


昔ながらの古く美しい家並みに歴史が匂う朝上三之町

採れたての野菜やキノコ、赤カブ漬などが並ぶ陣屋前朝市

肉のうま味がご飯になじむ駅弁・飛騨牛入りしぐれ弁当(1050円)
なかでも象徴的は町並みは宮川東岸の上一之町~上三之・下一之町~下三之町と広がる「三町筋」は歩くだけで歴史の香りが感じられます。ただし土曜・日曜、休日の日中はうんざりするほどの人出です。
この町に泊まったら、忘れられないのが朝市です。天領の代官所である高山陣屋前広場と宮川べりに多数の露店が朝早くから並びます。
秋はリンゴ、ブドウ、栗、柿などから、「コケやでえ」とおばあちゃんたちが呼び掛けるキノコもたくさん出回ります。以前は高山の中心市街には八百屋さんがないと聞きましたが、今はどうなんでしょうか。
10月9~10日は秋の高山祭りです。
<問合せ>
・飛騨高山観光案内所 ☎0577-32-5328


当選して送られてきた地元産のイキイキした多彩な野菜たち

山形観光のシンボルの最上川舟下りは秋が素晴らしい
写真コンテストや感想文などの募集とともに多いのが、何ヵ所かの観光施設を回って、設置されたスタンプを規定の数だけ押して応募ハガキを投函すると、抽選で特産物が当たるというスタンプラリーです。
なかなか当たることはありませんでしたが、先日、山形を旅した折、「農~んびり山形キャンペーン」(7月15日~11月15日・山形県グリーン・ツーリズム推進協議会)のスタンプラリーで応募台紙にスタンプが3つ集まったので、農産物など毎月50名に当たるという応募ハガキを投函しました。
忘れていたら、「当選」の電話の知らせ。野菜の詰合せが送られてきました。段ボールの中にはカボチャ、ジャガイモ、トマト、ナス、ピーマン、パプリカ、オクラ、ミョウガなどバラエティに富んだ新鮮野菜がいっぱいで、とても美味しく、とてもありがたく味わいました。
送り主はキャンペーン協議会協賛施設の1つの「農家民宿・安食」。添えられた便箋には手書きの食べ方のメモのあとに、「山形にお越しの際はこちらにも足を運んでください」とありました。最上川沿いの戸沢村方面に出かけた時はふらっと寄ってみたい気持ちになりました。
このキャンペーンは11月15日まで。野菜、漬物、芋煮セットなどの特産品のほかに、全応募者対象に銘柄米“つや姫”1年分(玄米60㎏相当)が当たるチャンスもあります。
<問合せ>
・山形グリーン・ツーリズム推進協議会
☎023-647-8330 山形市松栄1-7-48
・農家民宿・安食(あじき)
☎090-4046-3724 山形県最上郡戸沢村松坂384