


ロビーに華やぎを添える大きなひな壇飾り(千葉・国民宿舎・サンライズ九十九里)
3日は桃の節句、ひな祭りです。唱歌にもあるようにひな壇には桃の花を供えますが、実際に咲くのは1ヵ月後の4月上旬あたり。旧暦の行事をそのまま新暦に移したことからくるずれなのです。この時期、生花店に並ぶのは促成栽培された桃の花です。
何日も前から城下町や商都の旧家などの蔵などにしまいこまれたままの雛人形が人前に飾られるようになったのは、ここ20年前くらいでしょうか。今では華やかで可憐な春仕立ての演出です。
12日は奈良・東大寺二月堂のお水取り、13日は近江八幡の左義長まつり…中旬過ぎからは各地の花便り。春の気配が満ちあふれます。


休前日も日帰り客が多くなって、宿泊業は“四苦八苦業”とぼやく旅館の女将さん。それでもゆるぎないのは泉質、湯量ともすぐれた温泉の東の横綱の底力のせいでしょう。
湯に浸かると、ひげの剃りあと、肌の傷などに染みる強酸性泉。泉質と効能が直ちに実感できる数少ない温泉です。
そんな草津温泉では3月31日まで、「932(くさつ)草津温泉感謝祭」キャンペーンを行っています。内容の一部は“お1人様932円1泊朝食付プラン”のプレゼントをはじめ、温泉街で932円で楽しめる企画など盛りだくさんです。出かけてみませんか。
<問い合わせ>
・草津温泉観光協会☎0279‐88‐0800
・草津温泉旅館協同組合☎0279‐88‐3722
・URL http://www.yumomi.net/932



なかでも半島中央部に広い市域をしめる市原市で3月まで収穫が多いのはダイコン、イチゴ、コマツナ、ホウレンソウ…。季節は8~9月ですがイチジクは県内1位の生産。秋に収穫の米は減農薬有機栽培によるブランド米“養老のめぐみ”とのこと。
これらの農産物や海産物を具にして冠婚葬祭などや地域の集まりなどのもてなしに地元の人が作るのが、千葉名物の太巻き寿司です。切り口が花になったり顔になったり楽しく贅沢なご馳走です。
市原市内で寿司巻き体験をしてきました。
<問い合わせ>
・市原市農林業振興課☎0436‐36‐4187