


炎天下の球場では郷土の誇りと夢を背負って高校球児たちが熱闘を繰り広げる「甲子園」の季節です。お盆は正月と並んで1年でもっとも“ふるさと”を意識する時ではないでしょうか。
帰らない人、帰れない人には東京・大阪などにある各県のアンテナショップへの小さな旅などいかがでしょうか。


思いっきりのスリルを体感したいなら、雨が降った翌日が一番だそうですが、降りすぎて増水の時は運航中止もありますので、お問い合わせください。放映中のNHK朝のテレビ小説「つばさ」にも船下りが登場したばかりです。
駅との間の岩だたみ通りには手打ちのそばやうどん、鮎やイワナの塩焼き、アイスクリームなど舌で涼感味わえる店もあります。
Aコース=親鼻橋~岩 畳(約3Km・約30分)1550円
Bコース=岩 畳~高砂橋(約3Km・約30分)1550円
Cコース=親鼻橋~高砂橋(約6Km・約60分)2900円
乗り場の親鼻橋までは長瀞駅前の観光案内所前から無料のマイクロバスが運行。期間は3月上旬~12月上旬です。
問い合わせ 秩父鉄道・長瀞ライン下り案内所
0494-66-0950


そんな涼味をひときわ体感できるのは山あい深く、樹木に覆われた渓谷にかかる前近代的な吊り橋です。
松本・上高地の河童橋、徳島・祖谷渓のかずら橋、十津川峡の谷瀬の吊り橋などが有名ですが、もともとは固定橋が架けられないことから工夫を凝らして生まれた生活橋でした。
でも近年は長く、高い観光施設的な橋も造られていて、けっこう人気を集めています。
3年前に造られた390mの日本一長い大分の「九重”夢“大吊り橋」は開通当時は渡るのに2~3時間待ちという大人気ぶり。
首都圏近辺では1998年の群馬・上野村のスカイブリッジ(天空回廊)、1999年の栃木・塩原「もみじ谷大吊り橋」が話題を呼びましたが、有料ということもあっていつまでも高い人気は続かないようです。
なのに栃木県の鬼怒川温泉街の南寄りに今年7月19日、長さ140mの「鬼怒楯岩大吊橋」が登場。さっそく出かけてきましたが、 鬼怒の清流と川岸に迫る樹木の中にスッキリと架かり、新名所になっています。通行料無料というのも人気なのでしょう。こわごわ、キャーキャー言いながら揺れる橋を多くの人が行き交います。
こわがりながら見たがる。お化け屋敷のような気持ちが吊り橋には働くのでしょうか。
問い合わせ 鬼怒川・川治温泉観光協会
0288・77・2052